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【第22期作品:Gallery】お部屋が完成しました!

2021年12月6日、第21期の作品「Gallery」が完成し、お部屋をデザイン頂いた窪田さんに見て頂きました!今回は、「StamP!」を担当してくださっている、京都芸術大学の松本先生にもお越しいただきました。企画の段階から携わってくださっている先生に完成までを見て頂けるのは嬉しいですね(*’▽’)

完成会の様子をお見せしますね!

今回施工を行ったのは当社の所有物件である「第29長栄 グランビュー下長者」という賃貸マンションです。今出川通りと丸太町通りの間くらいで、堀川下長者通りを西に徒歩3分の位置にあります。東に行けば京都御所があり、南に行けば二条城、北に歩けば晴明神社という立地。京都らしさを感じたい方に嬉しい環境かもしれませんね(*^ ^*) 周辺には徒歩4分のところにコンビニ、徒歩6分でスーパーがあるので生活に便利です。同志社大学からは自転車で10分なので、学生さんにもおすすめのマンションです。

そんなマンションで今回、施工を行ったのはこちらの間取り。

シンプルな1Kのお部屋ですね。では、こちらのお部屋のBefore/Afterをご覧ください!

Before(同タイプの別のお部屋)

After

いかがでしょうか?

残念ながら、特徴がなかったこちらのお部屋・・・。そこから個性が出てきたのではないでしょうか?自分で好きなものを飾って、自分流のGalleryを作れるアイデア。ワンポイントでお部屋が素敵に見えてきます。今回のお部屋、「フックを付けただけ」って思われてしまうかもしれませんが、ちゃーんと色々考えられてできているんです!

最初の打ち合わせでは、「設置場所」「フック間の幅」「個数」を考えています。このお部屋の中でどんな配置で設置すれば、一番効果的に見えるのかを考えます。また、基本的にはポストカードなどの軽いものを吊るすことを想定していますが、もし入居者様がすこし重いものを吊るしても抜けないように対策も考えます。

後日、窪田さんの考えた配置通りにボードアンカーとフックを設置していきます。ボードアンカーは石膏ボードにネジを打ち込む時の補助をしてくれるアイテムで、これを使うことでフックの強度が上がります。(もちろん、なんでも吊るせるわけではないので、ご注意を!)

そして、先生にも見て頂く完成当日に手直しと紐とクリップ、ポストカード等を飾って完成です。もともと弊社で銀色のフックを付けていたのですが、窪田さんより金色に変更のオーダーがありましたので、まず変更! 細部までこだわっています。そこから紐とクリップを設置していきます。

実は奥と手前で紐の長さが違うんです。高さが違うことで、全てのアイテムがキレイに見えますし、バランスが良いですよね。

そして今回の施工ポイントはなんといってもコストです! 窪田さんは前回の第21期でもStamPにご参加頂いてました。「こもる」という作品ですね。しかしながら、前回はコストがかなりかかるという点があり施工には至りませんでした。家具をオーダーで造作をするというのは、想像以上にお金がかかるのです。以前色々な大きさの箱を作るという案「Hako」の施工をした時は、学生さんのプラン通りに作ろうとすると90万円程の見積が来たこともありましたね……( = =)

そんなコスト面を第一に考えられた今回の作品。かかった費用は、約5000円です!うち半分以上はボードアンカー代ですね(笑) これだけ安い費用でお部屋のイメージを変えられるなら、コストパフォーマンスは最高です!

StamP!は、リピーターの学生さんが多いです。「前回の反省点を改善して次こそは!」と挑戦してくれる方、「前回に引き続き今回も施工を狙う!」という方。私たちから見ても日々成長していくアイデアやプレゼンを見ていると感慨深いものがありますね( ˇωˇ ).o

窪田さん、3回生で忙しい中ありがとうございました!

 

その他、学生様がデザインされたお部屋などは当社の自社物件サイト【popolato(ポポラート)】に掲載しております!ぜひチェックしてみてくださいね(*^ ^*)