釣り糸ハウス
川添裕牙、一本頌馬さん
建築・インテリア・環境デザインコース
2回生
川添裕牙、一本頌馬さん
\自己紹介/
(川添さん)
毎日建築を巡って過ごしていきたい。
(一本さん)
建築大好きです!
森のような部屋
構造と建築が一体化したときが一番美しい建築になる
木の温かみがある部屋
美しさも機能
第29期
釣り糸ハウス
concept
環境と空間のデザイン
target
全国の皆様
提案の説明
海洋環境を破壊している原因の一つである廃棄釣り糸を空間デザインに活かす。
審査員コメント
勝野先生
建築を作る環境デザインに携わる立場から、環境に対する未来を考え、問題点を提起する。海を守る、作る責任を問うところからコンセプトを考える作品。社会に対する問題提起はとてもいいと思います。実現するにあたり、海上ごみ問題からどのように素材を抽出して用いるのか、そこが大きなポイントになると思います。実際に海上ごみから集めた釣り糸を使用するのか、真新しい釣り糸を使用するのか。また、釣り糸の重さ、強度、経年劣化、色々な問題点を解決した上で家具に利用できるのか。これらを加味した上で、機能性を兼ね備えたインテリアデザインに進化させてくれることに期待。
中澤
コンセプトがしっかりしているので、それを突き詰めていっていただければと思います。
岡林
発表を聞いた時に、まとめるのがとても大変そうだなと思ったのが正直な感想です…!部屋の施工プランから環境問題にまで連想させて取り組もうという姿勢がまず素晴らしいなと思いました!
難しい課題だと思いますが最終発表でどうまとめて落ち着いているのか楽しみにしています!
評価グラフ
海洋汚染の一因である釣り糸を使用し、インテリアを作りたい
本質
SDGsに貢献したい
審査員コメント
勝野先生
建築を作る環境デザインに携わる立場から、環境に対する未来を考え
問題点を提起する今までにない視点での考察。中間発表で提案した海
洋プラスチックを再利用するアイデアをきっかけに社会調査をして
いく過程で、ゴミの再利用が法の関係で難しいことも判明。そこから
どうやって継続するのかとても悩んだと思います。それでも「StamP!
をキッカケに社会へのメッセージを発信」というテーマを軸に、大学
全体の制作で出た端材を使用し、家具や小物を制作していくプランを
考案。学内調査から制作まで29 期の期間では収まらず、3 人で力を
合わせて1 年2 年かかってもいいので今後も継続して進めていって
くれるととても意義のある作品になると思います。
中澤
とてもメッセージ性のある提案だった。
judge_hosoda
コンセプトは面白いと感じたが、ざっくりでもどんな感じになりそうかが知りたかった。
評価グラフ