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宮城復興支援ボランティアツアー2014無事催行しました

2014-09-10

催行致しました。
ご参加くださった入居者様、応援いただいたみなさま、ありがとうございました。
ご報告をさせていただきます。

2014年9月2日~6日の5日間(移動2日、作業3日間)

入居者様・オーナー様、長栄スタッフで【宮城復興支援ボランティアツアー】へ行ってまいりました。

2014ボランティアメイン写真

はじめに

2014年8月20日、広島市北部の安佐北区や安佐南区の住宅街を中心に大規模な土砂災害が発生しました。
6月から募集を始めていた長栄宮城復興ボランティアツアーでも、広島への催行に切り替えよう、という意見が、社内外から多くありました。
ですが当時、災害発生直後だった現地では他県からのボランティアの受け入れ態勢が整っておらず、ギリギリまで調整しましたが叶いませんでした。
長栄では、人の手が必要とされる場所に入居者様の協力を得てできる限りの力を提供するという趣旨に立ち戻り、これ以上無理を強いて現地の方を混乱させるより同じく人手を必要としている宮城へのツアーを、予定通り決行するという結論を出しました。

甚大な被害に遭われた広島市安佐地域の方には、心からお見舞い申し上げます。
復旧には多大なご苦労があるかとは存じますが、お気持ちをしっかり持たれ、この苦境を克服されますよう、切にお祈り申し上げます。

9月3日(作業初日)塩竈市浦戸諸島寒風沢島

浦戸諸島の1つである寒風沢島(さぶさわじま)。

寒風沢の繁栄を見届けた神様のいらっしゃる寒風沢神明社(さぶさわしんめいじんじゃ)の清掃を行いました。

私たちが清掃した寒風沢神明社では、毎年秋にお祭りが行われていました。震災以降3年経った今、まだ再開することができていません。

神社に伝わる御神輿は、調度品が津波の被害に遭い、出すことができないため子供たちが子供神輿を作ったそうです。
敷地内は雑草と蜘蛛の巣で荒れ放題でした。

雑巾で神社を丁寧に磨き、道に散らばった瓦礫を運び、雑草を抜きました。
地元の人たちをずっと見守ってきた神社がまた賑わう日が来るように、今年こそ、お祭りが行われますようにと願いを込めて、皆で頑張りました。

9月4日(作業2日目) 東松島市宮戸島 稲ヶ崎トレッキングコース

震災の大津波のとき、連絡橋が崩壊して一時孤立状態となった宮戸島。

以前は民宿が立ち並んでいたそうですが、今ではほぼ更地となっていました。

あの日牙をむいて襲いかかってきた津波の被害についてお話をうかがってから訪れた月島海水浴場。目の前には、静かな砂浜が広がっていました。いろんな想いが浮かびましたが、うまく言えませんでした。

夏は海水浴、秋にはハイキング。椿の里として知られていたこの稲ヶ埼トレッキングコースは、人気スポットとして賑わっていたそうです。

海水浴場は今年2014年の夏に運営を再開できたそうですが、トレッキングコースは雑草や樹木が生い茂り、人が入れる状態ではありませんでした。伸び放題だった木の枝を刈り、草を取り除きました。一日かけて作業を行い、『10年ぶりに隣の島が見えました!』 と言っていただけるくらい見晴らしがよくなりました。

9月5日(作業3日目)名取市閖上浜・岩沼市押分千年希望の丘

名取市閖上浜周辺の、かつての住宅地。見渡す限り草に覆われた平原の様相でしたが、足元には住宅の基礎が規則的に並んでいました。

食器、家具、家電。 雑草にまぎれ、土にまみれた生活の形跡。

作業をする参加者の皆さんも、ショックを受けた方が多かった場所です。

こんなことが起こるなんて、私たちも考えていなかった。
でも実際に起きたことです。広島でも今、土砂災害が起こっていますが、おそらく、誰もこんなことになると思っていた人はいなかったでしょう。私たちが遭遇したこの脅威は、いつ、どこで起きてもおかしくない。
多くの人が予想もしない悲劇を、最小限で食い止める努力を皆さんも心がけてください。
私たちが言えることは、それだけです―――。

見せていただいたホームビデオは、被災された方が撮影したというナレーションも音楽もない映像でした。

津波が建物や住人を次々と呑み込んでいく様子が映っていました。

震災の津波により被害者を受け、14人の生徒が犠牲となった名取市閖上中学校を訪問しました。遺族会により建立された慰霊碑は、きれいに磨かれていて、この日も新しい花が供えられていました。

ふと見上げてみると、校舎の3階部分にある時計の針が2時46分で静止していることに気づきました。地震が発生した時間です。
未来ある14人の命。がらんとした校舎をみると、胸が詰まり言葉になりませんでした。
「千年希望の丘」は、「鎮魂・追悼・記録・伝承」を目的とした“大震災を伝える丘”です。

千年先まで今回の大津波の出来事を後世に伝承し、 想いを伝えていけるようにという想いから、震災廃棄物を再生利用して造られた施設です。防災教育の場として整備し、後世に伝えていきます。

最後に

弊社では、震災発生当初、義援金の寄付や、被災地に支援物資を送りましたが、当時、現地の方の声を聞くと、義援金や支援物資は本当にありがたいが、今本当に必要なのは、人手だとのお言葉を頂きました。

そこで企画されたのが、『長栄 宮城県震災復興ボランティアツアー』です。
震災復興の為に何かをしたいという思いはあるが、きっかけが無いという方々に対し、弊社が、旅費や宿泊代を負担し、力を貸してくださる方を募集し、被災地でがれき撤去等の除去、雑草処理などのボランティア活動に参加して頂きました。
一企業として、人手が必要な被災地に対して、多少なりとも貢献できていれば幸いです。

そして、今年3回目となるこのボランティアツアーにも多くの入居者様がご参加頂き、被災地の復興に向けてご尽力頂きました。
東日本大震災から3年半が過ぎ、ボランティア活動の内容も、がれき撤去・泥出し・側溝掃除等の災害復旧的活動から、仮設住宅・民間賃貸借上住宅(みなし仮設)や在宅で生活されている被災者の復興・自立に向けての生活支援(引越しの手伝い、集会所等でのお茶飲み会・趣味の活動等のサロン活動・交流会やイベントの手伝いなど)、見守りや相談、地域コミュニティの再生などに変化してきていると復興庁からの発表がありました。

ただ、被災地の地域によっては、がれき除去、雑草抜きなどのニーズも残っており、ボランティアについても、まだまだ活躍の場があると考えられています。
そういった人手を提供するボランティアと、このレポートをお読みになった皆様1人1人が被災地の状況を知り、改めてご自身のまわりの方にお話しするなどして、情報を発信してくださることも、一つのボランティアの形ではないかと考えます。被災地の方々は、自分たちの事を風化し、忘れられる事を悲しく思っておられます。

皆様のお力を是非お貸しください。よろしくお願い致します。

改めまして、今回ご協力くださった皆様、気に留めてくださった皆様、本当にありがとうございました。

2014.9.10 株式会社 長栄